東洋医学では、人と自然界とのあいだの密接な関係を重視しています。人間は自然界の中で生活しており、たえず自然環境の変化の影響を受けていますが、外部環境の変化に合わせてその都度、自身の生命リズムを調節し、外界の変化に適応し、生命活動を営んでいます。故にこのバランスが何らかの影響で崩れた時に身体の異常が発生します。このバランスを元に戻すのが治療の基本となります。
鍼は、古代、9種類(九鍼)あるとされ、おできなどの切開、皮膚の擦過、皮下から筋層、時には骨まで刺入する刺激など、その目的により使い分けられていました。しかし、今日では外科的な処置は禁止されているため、細い鍼や体表や皮下で経穴(ツボ)を刺激する鍼(小児鍼、円皮鍼など)が用いられています。 灸は、もぐさを用いた温熱療法の一種で、体表上で直接燃焼させて刺激する直接灸ともぐさの伝導熱や輻射熱を利用した間接灸があります。間接灸は、刺激感覚がマイルドで熱傷を引き起こしません。
銀座 天使のたまごより抜粋
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